中西さんの『アトリエ創作室』で、仲間たちと、”1 day Café” の「カフェ創作室」を開催させていただき、5年後の2016年に閉じて以来、アトリエへ足を運んだのは1.2度のこと。
先日、脚立をお借りした際、久々にアトリエへ訪問すると、中西さんにとってのリノベはお手のものの今回は、あまりにも素敵で衝撃を受けました。
それで、お借りした脚立を返却がてら、友人たちも誘い、持ち寄りのランチ会を企画して『アトリエ創作室』を訪問。

正面玄関から入ったリビングスペースは、お手製の家具などがインテリアとしておさまり、寒かったのでコンクリート床の上に貼った床板と、壁の一部の、いぶし瓦色のモザイクタイル貼りも相まって、落ち着いた空間になっています。
床板の効果は絶大だそうで、小さなストーブひとつで、この寒い冬を愉しめたとか。
リビングにして、小さなギャラリーのような空間で、時には夜遅くまで中庭(主宰との壁の一部を透明ガラスに)を見ながら過ごすこともあるそうです。

中庭を望む書斎のあるワークスペースは、ピクチャーウィンドウのサイズに合わせたかのような、ディテールの美しいキッチンが据えらていました。
書斎とキッチンが同じスペースにあっても、中庭の豊かな緑があるからか、違和感を感じさせません。

「カフェ創作室」時代の、小さなキッチン
も大好きでしたが、今回のキッチン(現在は作業場で使用)は、中庭の緑を映しながら、インテリアとしての効果もあって、なんとも素敵です。
把手や引き出し、スライディングテーブルなど、中西さんらしいアイデアが盛り込まれていて、思わず「ここで暮らしたい!」と言わしめるのは、中西さん流のリノベーション効果なんでしょうね。
いつもながら、創作力とセンスに脱帽です。

ひとしきりウォッチングした後は、持ち寄りランチ会。
友人たちと共に、いい時間を過ごさせていただきました。