冷たい雨が降り続いている。
夕方になって、さらに強くなり、風も出てきて紅葉した葡萄などの葉が散っていく。
仕事は捗るけど、ひと段落したら、心の隅でくすぶり続けていたことを反芻しつつ自問自答。
突然の衆院解散という表現もあるようだけど、ずーっと待ち望んでいたことがやっと。
でも、すでに危ういレールが敷かれていて、そちらにとってはシナリオ通りなのかもしれない。
『日本は核を持て、生き残るには軍事政権にすべき、徴兵制やれば良い』・・・なんてこと言ってる人もいて、平和な暮らしとは反対の方向へ突き進む感が否めない。
TTPが何であるか国民が知らないうちに参加を決めてしまおうという流れのときに、3.11が起きた。
それから一年余りの間にも、活断層なんて無いことにしたい原発再稼動、原子力規制委員会、オスプレイ配備、増税、仕組まれた尖閣問題、駄目押しのTTP・・・。
民主党に一票を投じては無かったけど、それでも世の中が変わるかもと期待したけど、3.11のあとも、ひょっとしたらと思ったけど、民意とは反対のことを全てやっておいて、さらにとんでもない考えの集団にバトンタッチじゃないでしょうね。
真相は伝えないようにしていても、今の時代、ネットで本当のことを知ることができる。その分だけ、新聞やテレビの報道が正しいと思ってる人とのギャップが大きいことに、もどかしい思いをするが、声高に主張するでもなく悶々としている。
もっとも、どんなことに対しても意見が分かれるもので、価値観の違いはどうしようもないが、どんな政権になっても、足元の暮らしを耕すように生きる人たちのコアが、各地に出来るのかもしれない。エネルギーも食料も・・・
2012年12月から翌年3月辺りまで、何が起きるのか、どう変わっておくのか、心しておきたい。
「天の摂理」が、どう働くのかは、一人一人の選択なのだろう。