食事は、皆さんと食堂で摂るし、看護師さんの見守りもあるので、写真を撮れないのは残念だけど、患者の健康状態によってメニューが違う。
私は常食だが、転院するまでのご飯は 100gだったのが、130gになった。
2口分でも3食で1食分になる。
副菜がたっぷりあるので、その2口分が私には多い。
100gに変えてもらうよう伝えたところへ、栄養士さん登場。
私のBMI(靴スニーカーを履いたまま測ったので身長が2センチ高い)からすると、痩せ過ぎなんだとか…
お腹に贅肉は付いていても、今回のことで筋肉が落ちてるのと、蛋白質には炭水化物が必要なので、野菜は残してもいいから、ご飯はしっかり食べてね…
と諭されたので、少しずつ胃を大きくしてくしかないか。
リハビリ前に体重測定したら、0.8キロ増えてた!
食堂での席が変わり、テレビ前の奥の席になった。
テレビは観ないので、壁を見つめながら食事が配布されるのを待つのと、部屋まで連れてってもらうのが最後に近いので、スマホとWi−Fi持参で行くことにした。
ところが、目の届く看護師さんだと、食事が終わるのを見計らって、歯みがきのために洗面台へ連れてってくれる。
また、どこの病院でも同じだろうけど、完食したかどうかと、のんだお茶の量も記録される。
このリハビリ病院は、脳梗塞などの患者さんも多く、水分が必要で、マイボトルを持ってる人が多い。
朝食だと、これまでより一品多く、お味噌汁にたっぷりのお茶だけでお腹がいっぱいになり、牛乳までは飲めなくて、部屋に持ち帰って、2時間以内に飲み切るようにしている。
そうそう、ここへ来てから箸も使うようになった。
左手だから使えないと思い込んでいたが、塊ならばスプーンよりも箸のほうが食べやすいし、利き手のように使えなくても、それなりに食べることが出来るんだと発見?した。
また、入れ歯入れの蓋が片手では開けられないからと、看護師さんに頼んだら、私の目の前で片手で開けてくれた。
なるほど、そのやり方があったんだ!と、また一つ学んだ。
できそうにないことをサポートして下さる看護師さんもいれば、サラリと知恵を示して下さる看護師さんもで、そんな視線で周りを観察するのも面白い。
活気があり、自立への知恵、気配りもで、さすがにリハビリ専門の病院だと感心する日々でもある。
土日もリハビリはあるが、日曜は脚も腕も1回ずつ。
面会日ではない日曜は、看護師さんの数が少なめなのか、静かな時間が流れる。
リハビリしても、1時間経たってもないのに硬くなる腕や指を、ひたすらマッサージして過ごす。