駐車場の3本のクスノキが、ついに伐採された。駐車場の有料化に向けて整備するためで、真ん中のクスノキは、我が家のスペースの目印にもなっていた。
この計画の話があってから、なぜか真ん中のクスノキだけ、皮がはがされるようになった。
何度も剪定された挙句に、真ん中のクスノキだけ、今年は葉が出なくなってしまい、根元30センチ上から目線の高さまで、少しずつはがされた様は、まるでプードルの脚のようだったのだ。
ひょっとしたら、クスノキは防虫効果があるのを知ってる人の仕業かもしれない。
下まで降りていって、根元から45㎝くらいまでを記念にとお願いしたら、すぐに切ってくださった。
かなり重いので、倉庫まで転がしてと思ったら、運んでくださった。
横並びの3棟の伐採された木は、処分場でチップにされ、それを再利用するという。
生命を断ち切られてしまった最後のエネルギーなのか、駐車場も倉庫もクスノキの香りに満ちた。