10数年ほど前に手に入れた、古くて小さな重箱に調味料を入れて、ガス台の前に置いている。
箱に入れておくと、万が一液垂れしても気にならないし、掃除をする時の移動が楽で重宝している。
横幅がガス栓までのサイズだったら、もっといいのにと、箱を探したこともあったけど、奥行きや深さもとなると、出会うことが無く諦めた。
それが数日前、キッチンの前の台のレイアウトを変えたとき、探しても無いなら作っちゃおうと思いついた。
涼しくなったとたん、あれやこれやとする気になれるのはありがたい。
さっそく寸法を測り、木取りの図を描いて、ホームセンターで板をカットしてもらい、OSMOで塗装してから組んだ。
予定ではビスで組み立てるだったのを、カット担当の方がボンドで作るときれいだと教えてくださった。
調味料が入ると、けっこう重たくなって底が抜けそうな気がするけど、とりあえずボンドで接着しておいて、後日補強する。それも、ビスではなく釘を使うようにとのアドバイスも頂いた。
ボンドが乾いたのを見計らって、ポジションに納め調味料を入れた。
幅が5センチ余り広くなったので、調味料瓶一列分が置けるようになった。

見せる収納ばかりだと、埃をはらうのに手間が掛かるけど、始終使うものを見えない収納にするのも面倒なのね。
今どきのシステムキッチンなら、コンロの脇に調味料用の引き出しがあったりで、考慮された造りになってるけど、昔ながらの簡易流し台は、自分仕様の工夫が使い勝手にもつながる。
しばらくは右へ左へと置き換えながら、使いやすさを模索かな。