籐かごで昼寝のチビとハナ。そろそろ、ぬくぬくの猫ベッドを出そうかねぇ

昼下がり、数少ないワードローブを点検す。
「欲しい」だけで手に入れた時代から、「必要なものだけ」への転換は、以外にも早く訪れ(50代半ば)、ましてリタイヤしてからの外出は、ほとんど日常の買物なので、今あるものでも充分足りている。

麻素材の上ものは、前立てのシワが刻印されてしまので、どうも好きになれない。
着なくなった麻シャツのデザインは好きなので、型紙を取ったら、生地は何かに生かそう。
同じく、麻の柿渋染めベストは、座布団カバーにリメイクした。

スウェットのサルエルパンツは、リタイア後に買ったもので、Lサイズでは丈が短かったので、LLサイズも追加して、ホームウェアとして穿いてる。
Lサイズの方は、膝に小さい穴が開き、LLサイズは、床のメンテ塗装後に這いつくばって乾拭きした時に、膝が黒くなってしまった。
散歩くらいなら平気だけど、買物や朝市には、ちょっと恥ずかしい。
そこで、穴が開いたLサイズの方を解いて、後身ごろの足首と股辺りの上下を斜めにカットし、LLサイズの前身ごろへ左右反対にして重ね、丁寧にステッチミシンをかけた。
アームが外せるジグザグミシンだから、きれいに仕上がった。
以前、”Yoshie Inaba” の擦り切れたパンツを、裏地を取り替えたり、何度も裾を直したり、穴が開いた膝は、他の擦り切れた黒いパンツ生地を当て布にしてステッチしてもらい、おかげで20年余り経った今でも現役なのだ。
サルエルパンツは、2000円もしなかったけど、気に入ったものは値段に関係なく、とことん着尽くす。
もともと薄手のスウェットだったので、冬は暖かいかも。
大きなサイドポケットがアクセントのサルエルパンツは、けっこう気に入ってるので、解いた方で型紙を取っておいた。真冬のボトムが一枚しかないので、厚手の生地で作れたらいいなぁ。

穿かなくなったエスニック柄のパンツは、悩んだ末、解いて脚部分(股上が低いため20数センチほど)をカットし、端ミシンをかけてストールに。
もともと大判のストールで作られたデザイナーズパンツだったので、元へ戻った・・・のかな。
何年も前に買った生地を、今日も纏ったり、テーブルに掛けたりしながら、作るものに迷ったけど、案外インテリアテキスタイルとして使うのがいいのかもしれないと思い、たたんで押入に仕舞った。
次回は、来たる冬に備えて、生成りの男物セーターをカーデガンにリメイク。
前の合わせを、布で包むのか、毛糸で編むのかを思案中。