インフルエンザは15年ほどご無沙汰だけど、昨夜から鼻がツンツンしだし、湯たんぽ付きの布団に入っても寒く感じたので、セーターを着たまま寝た。ビタミンが不足がちなので、免疫力がたりないのかもしれない。
寒波到来で名古屋でも雪らしいが、ここ豊橋は冷たい雨の朝を迎えた。
ベランダ気温4.5℃、ストーブを消した室温13℃。ミミとハナは布団に潜り込んで暖を取っている。
私は梅干しを入れた三年番茶を傍らに、椅子へ正座して(足元が寒いので)パソコンに向かう。

都知事選最後の今日、降り続く雪の中を傘をさしての聴衆は変わらず多く、細川さんの街頭演説が始まった。
さすがに今日は手袋をされている。

ここ一年あまり見ることのなかったツイターも見ていて思うに、宇都宮さんを支持する若い人の想いが強いあまり、細川さんへのネガキャンとしてツイートされてるのに出会うと、どちらも応援したい者として心が痛む。
よく書かれるは「猪瀬さんは5千万円、細川さんは一億円」で、これについては細川さんの公示前の記者会見でも読売新聞が追及(ネガキャンと分かっていて)してたけど、実情は細川政権を倒閣するためのでっち上げだったのに(でっち上げで追求した議員の記 ⇒ http://s.news.mynavi.jp/news/2014/01/27/313/)、追求するだけして、報道の過ちを認めないので、細川さん=一億円の構図だけが独り歩きしている。
今朝も、ひたむきなだけに見えなくなってる宇都宮さん支持の若い人のツイターを読んで、なんだか切なくなり、事の真相をお伝えした。
「脱原発」にかかわっている人たちの中でも、両候補者に分かれたようで、それだけに同じような政策を掲げるもの同士への、攻撃の矛先が向いてることにも心が痛む。

正義感が強く弱者への行動の伴った施策をされてきた宇都宮さんの存在は、都民でなくとも頼もしくあり、尊敬の念をも抱いている。
地方選も国政選挙でも、勝てないとわかっていても一票を投じてきた一人として、宇都宮さんを支持しただろう。
沖縄の名護市長選でもそうだったように、住民のために闘ってくれる人の熱い思いと決断に、同じ日本人として応援したくなるもの。
そこへ細川さんが立候補されたことで、この人なら勝てるかもしれない、細川さんなら今の政府をも正してくれるかもしれないと、連日の街頭演説などを聞いて、期待を募らせた。
多くの人からの細川さんへの支持表示やメッセージが届き、「脱原発」への風が再び吹き、日本中を駆け巡っているし、この風は、ほんとうに貴重で、万が一知事に選ばれなかったとしても、消えていくものではないと思っている。

ともあれ、いろんな政策に利権が伴い、それで潤う人もいるわけで、政府を揺るがしかねない脅威とみなしている細川さん陣営の報道を、メディアこぞって意図的に閉ざしてる中、真相をしらされない都民も多いのだろう。
石原さんや猪瀬さんを選択した都民が、今度はどなたを選択するのだろうと興味深い。

 

午後2時(13時50分に始まった)からの応援演説に、宇都宮さんを支持して動いている三宅洋平さんも駆けつけるというのTwitter で知って、思わず胸が熱くなった。さぞ勇気がいったことだろう。
演説後の、あたたかく迎えいれた湯川れい子さん抱擁にも感動した。
細川さんと洋平さんの対談を聞いて、お二人が深いところで受け止めあってるのを感じ、心の交流が続いていくような予感がしたけど、この選挙結果がどうであれ、今回の選挙後の宇都宮さんと細川さんを繋ぐキーパーソンを担ってるかもしれない。

この2週間、仕事をそっちのけで、都民でもないのにパソコンに釘付けだった。
心に残る選挙演説をたくさん聞かせていただいた。候補者を支える人の活動ともに心うたれた。
どうか風が吹き続けますよう。