エレクトーン界もバブル真っただ中だった1973年、旧名豊ビル(豊橋)に YAMAHA 月販(楽器販売部門)が運営する音楽教室が開設され、それが縁で、いまも友人としてお付き合いしている講師のケイコさんや、教室関係者との縁が出来ました。

その約3年後に、ピアノやエレクトーン教室だけでなく、他の楽器やヴォーカル教室、演奏用のホールも新設した開発ビルへ移転。(この一年後に私は出産で講師を休業)
その後も大国町へ移転して、教室の他に、楽器や楽譜の音楽関連部門と家具部門(息子の幼稚園が同じだったFさんがインテリアコーディネーターとしていたのにびっくりで、後に友人となる)も出来たりで、そこも今は地元の楽器店が引き継いでいて、ずいぶん様変わりしました。

講師を辞めてからは、縁のあった方たちと疎遠になりましたが、旧名豊ビルと初期の開発ビルで共にした方たちと、和食処で食事会をしたのが、今から30年ほど前。
そして昨日、当代の所長だったMさんがお元気なうちに(冗談で)と、ケイコさんの提案で食事会を企画しました。

集まれたのは、Mさん、Hさん、Kちゃん、ケイコさんと私の5人だけでしたが、みんな似たり寄ったりの年代で、体に何らかのトラブルを抱えていて、話題はそこからスタート。

糖尿病の手術と食事制限で痩せながらも、自治会で大活躍のMさん、パートナーが難病を発症したことで、主夫業をこなすようになったというHさん、音大出のピアノ弾き人だった現在の暮らしは、温室の仕事一筋な友人、高齢の親御さんの介護をしながら、新しい仕事に戸惑っているというKちゃんなど、それぞれの近況を語り合いました。

老後の楽しみとして「青春18キップ」で日帰りの旅をしたり、山歩きがきっかけで山野草の名前を熟知するようになったというお二人は男性陣で、現役を退いても悠々自適な暮らしを愉しんでいるようです。
猫たちがいるから旅とは縁遠いと思ってましたが、「青春18キップ」で日帰りならば可能かもしれないと、いいヒントをもらいました。

午後2時半のお開きの後も、女性陣だけでお茶をして、5時過ぎまで楽しく過ごした一日でした。