Kさんにお誘いいただいて、浜松のギャラリー『Rohan』で開催の比地岡陽子さんの作陶展へ行ってきました。

KAGIYAビルの狭い階段を上った3階のギャラリーは、グレーが基調の空間で、まるでコンクリート打ち放しの型枠模様無ような落とし天井に目が留まりました。
以前の職業病がむくむくと頭とをもたげ、店主さんに尋ねると、壁と同じグレーを塗った上に炭を塗り、食パンで拭き取ったのだそうです。
パンの油分が深みのあるトーンになり、合板の質感も増すようで、色を抑えた作品との醸し出す空気に静謐さを感じました。


  

器好きゆえ、いくつかに手が伸びましたが、欲しがる心を抑えてシンプルな箸置きと穏やかなリーフ香、心癒される音楽(ダウンロード版の3曲 500円!)を購入。
Rohan さんと交流のあるKさんは、企画展でのお花も担当してい、今回の作陶展を引き立てる彩りを添えていました。

「比地岡陽子 作陶展 4月27日~5月12日」
浜松市中区田町229-13 カギヤビル305
12:00-19:00 定休日 水木
rohan-hm.com


ギャラリーのあと、ブックカフェ特集の本でも紹介されていた同じビルの『BOOKS AND PRINTS』へ。
オーナーは、浜松出身で写真家や映画監督としても活躍する若木信吾さんだそうで(店長は新村さん)、写真や建築、アートの本が多く、本の美術館のようなセンスの良いお店でした。

浜松の街中は魅力のあるお店が多く、着いてすぐに寄ったのは『手打ち蕎麦 naru (てうち そば なる) 』。
蕎麦屋さんのイメージとまるで違っていたので、「お店を間違えた?」と思ってしまったけど、運よくカウンター席に座れました。
メニューが豊富で、蕎麦だけでもいろんなスタイルがあり、注文したのは「鶏南蛮蕎麦でしたが、次の機会があったら、冷たい蕎麦の「くるみタレせいろ蕎麦」も食したいとオッもいました。


実は今日の一番の目的は、手持ちの着物をリメイクしてくれるアトリエの紹介でして、最後に新城へ。
豊橋から浜松、新城への小さな旅の一日になり、行ってみたかったお店を巡るプランを立ててくださったKさんに感謝です。