昨日は朝から左目の奥に鈍痛があり、前夜遅くまで目をつかっての仕事をしたので、それが原因かと思いました。
今朝は、さほどでなく回復したんだと。
実は顔面神経麻痺がすでに始まっていて、瞬きできないがゆえのドライアイだったかもしれないと、後になって思うのでした。

朝食の、いつものサンドイッチを食べるものの、口が開きにくいのと、口に含んだ珈琲も口端からこぼれそうな感じだったので、おかしいなぁと鏡の前で口を横に開いてみると、なんと右側だけが上がり(右へイ—ッとした感じ)、左側の口だけでなく眉や目の位置が少し下がってるので、びっくりしました。
いろんな顔の表情をしたり、目を閉じたりしても、左側だけ動かず(瞬きも出来ない)、痛みはないものの、ただごとではないと。
5月に入って企画展の詰めやレクチャー、サイト制作などで、私なりに多忙を極め、夜中に鳴くハナへの睡眠不足とストレスもで、それらが原因なら緩やかな気持ちで生活すれば、自然に治まるかもしれないと安易に考えていました。

早めの夕食でも不便を感じ、原因はとネットでググってみると

顔面神経麻痺

http://www.oph.gr.jp/pdf/ganmen01.pdf

顔面神経麻痺とは、通常片側の顔面表情運動が悪くなる病気の事です。発症から数日間は症状が進行することがあります。
大多数は一側性の急性末梢性顔面神経麻痺であり、ベル麻痺といわれます。原因は不ですが、ウイルス説が有力です。
膝神経節という場所に潜伏感染している単純ヘルペスウイルス 1 型が、再活性化することで神経炎を起こし顔面麻痺になるという説です。寒冷被爆、紫外線曝露、ストレス、抜歯、妊娠などが誘因となります。
次に多いのはラムゼイ・ハント症候群です。これは水痘-帯状疱疹ウイルスが膝神経節で再活性化して発症します。顔面麻痺だけでなく耳介・外耳道入孔部の帯状疱疹(皮膚表面できる発赤や痛みを伴う疱疹)やめまい、難聴、耳鳴の随伴症状を伴います。難治性のものも多く、他の脳神経領域にも及んで多発性脳神経障害となる
場合もあります。
 

ベル麻痺(顔面神経麻痺)
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/09-脳、脊髄、末梢神経の病気/脳神経疾患/ベル麻痺

症状
ベル麻痺では、最初の症状として耳の後ろに痛みが現れることがあります。顔の筋力が突然(通常は数時間以内に)低下します。筋力低下の程度は軽度のものから完全な麻痺まで様々です。筋力低下は48~72時間後に最もひどくなります。影響を受けるのは顔の片側だけです。

予後(経過の見通し)
顔面の麻痺が部分的な場合は、治療の有無にかかわらず、ほとんどの人が数カ月以内に完全に回復します。
完全な麻痺がある場合、結果は様々です。回復の可能性の予測に役立てるために、検査(神経伝導検査と筋電図検査—[ 脳、脊髄、末梢神経の病気の検査 : 筋電図検査と神経伝導検査])が行われることがあります。完全に回復しない人も多く、顔の筋力低下が残り、顔が垂れ下がることもあります。

治療
ときにコルチコステロイド
角膜を保護するための点眼薬または眼帯
症状の発生から48時間以内である場合は、神経の腫れを軽減するため、プレドニゾン(日本ではプレドニゾロン)などのコルチコステロイドを服用します。コルチコステロイドを服用すると、動きの回復がやや速くかつ良好になる可能性があります。
抗ウイルス薬は、単純ヘルペスウイルスや帯状疱疹の原因ウイルスに効果的なもの(アシクロビル、ファムシクロビル、バラシクロビルなど)であっても、役に立たないようです。
眼を完全に閉じられない場合は、眼の損傷のリスクを減らすために眼を乾燥から保護しなければなりません。人工涙液または生理食塩水を含む点眼薬を、眼が完全に閉じられるようになるまで使用し続けます。時間帯を決めて(特に睡眠時)眼帯を装着する必要が生じることもあります。まれに、重症の場合は、上下のまぶたを縫い合わせることがあります。

私の場合は、これかもしれません。
右上奥歯の調子が悪く、GW前から歯茎も腫れ出して、痛みの峠は越えたものの気になっていました。
さっそく、来週早々に抜歯の予約を取りました。