Lilium longiflorum who gathered by pruning of the south garden before being mown begins to bloom.

 

南庭の剪定で刈り取られる前に摘んだ高砂百合が 咲き始める

高砂百合(Lilium formosanum) 【ゆり科ゆり属】 帰化植物 台湾原産. 7~10月咲き

道路の中央分離帯や野山、住宅街にも種が飛んで咲くようになった、 繁殖力旺盛な百合で、いつのころからか集合住宅の南の庭にも咲き出し、年々増えている。
先日の剪定で、刈り取られる前に摘んでおいたのが、順々に咲き始めて、バルコニーを彩ってくれる。

実は剪定の時、植え込みの手の届かなかった4本の百合を、庭師さんが残しておいてくれた。
その翌日、元管理人さんが芝刈りをしながら、その百合を全部抜き取ってしまった!
関心のない人には、セイタカアワダチソウと同じレベルになってしまうようだ。
南の庭は、ネジバナやマツバウンランなど自生しているけど、たいていは刈り取られて、花を見る機会がなかった。
それが今年は、役を辞退されて手を入れなかったので、見事な群生を見ることが出来た。
密集した住宅街の集合住宅にしては、植栽に恵まれた環境なので、ほどほどの管理で緑を楽しめたらと、私も時々手を入れたり、周辺の清掃を心がけているが、価値観の違いはどうしようもない。
ただ、“こざっぱり”ということに関しては、私も同じで、昨年末まで、長年草刈りをしてくださった元管理人さんには感謝の念に耐えない。