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耳を縫合したザギザが取れ、首のかさぶたも取れて、なんとか痒いのも治まった様子のソラ。
心無い者に皮膚を剥がされた首と背中の傷跡には、もう毛が生えてこない。
背中の方は周りの長い毛に覆われて見えないけど、首毛は短いのと範囲が広いので、今でも履き古した綿ソックスを首輪にしている。


 

体のわりに長い尻尾を追いかけて、子犬のワルツならぬソラのワルツを、なぜか人間のトイレでご披露。
あの狭さが動きやすいのかな。
ミミの指定席だった私の膝を、ハナも座りたくて、周りを行ったり来たり。しばらくしてミミがトイレに行った隙に飛び乗ったソラに、
なんとマーキングされてしまった。
女の子でもするのぉ?と驚いたけど、とにかく臭い。
そうそうに着替えて、翌日洗濯したけど、洗剤をきらしてたので台所用の洗剤で洗った。でも臭みは抜けない。翌日また、洗濯用洗剤で洗ってみたけど、どうかすると匂う。参ったなぁ。

 

ハナを執拗に追い掛け回すと、息子の部屋にお仕置きする。懺悔の声(か細くて聞こえないことも)がしたら開放。
他の猫たちの、その頃の行動を忘れてしまったけど、1歳8ヶ月って、まだじゃれたい年頃なんだね。
先住猫ともども振り回されつつも、手足を伸ばして寛ぐソラに、つい目じりが下がってしまう。