ハナが猫トイレの砂を激しくかき回す音で目が覚める。
時計を見たら4時だったので、布団に潜り込んできたハナを抱えながら、また眠りに入る。
扉をノックする音で再び目が覚めた(5時)。今度はソラだった。
朝から晩まで、起きてる間中ハナを刺激して追い掛け回すので、昨夜は息子の部屋で寝てもらったのだ。
というのは、夜になってベッドに入ったものの、いつもはすっ飛んでくるハナが来ない。
どうしたのかなと思って探したが見当たらず、外に出るのは不可能だからと、部屋中を探し回ったら、なんと息子の部屋の天袋に潜んでた。
空気の通りをよくしようと、少しだけ開いおいた天袋の引き戸は軽いので、ソラを避けるために、エレクトーン→立てかけた絨毯→天袋のルートを見つけ、隠れ家を変えたようだ。
ソラはかわいいけど、ストレスを抱えたハナが不憫になって、夜だけソラを息子の部屋へ。
だからハナも私も、夕べはゆっくり寝ることが出来た。

 

いまハナは布団の中で、ソラは籐椅子で、チビはソファの背に、ミミは椅子に座ってる私のお尻辺りでまどろんでいる。
この季節の5時は薄暗くて猫たちも静かだけど、外では鳥が鳴きだした。

 

The autumnal leaves of an ivy and the grass of the field which does not know a name, either.

蔦と名も知らぬ野の草の紅葉