ベッドを居間の窓辺へ移して3年目になる。
北側の和室を思うと、夏の夜は涼しい南風が入るし、冬は暖かい(2℃違う)という快適な睡眠を体感している。

トコジラミ対策のスノコベッド替えで、観葉植物を置く予定だった花台(猫たちに狙われない高さ60センチ)は、テーブルランプ用のサイドテーブルにしたので、低くなったベッドがそぐわなくなった。
10センチ低くするとバランスがいいけど、それには何が必要かを考えた。
華奢であってもアイアンだから、切るには鉄ノコが必要で、4本脚だと8ヶ所切るのを、自分で出来るだろうか・・・と。
そこで友人のNさんに相談すると、「グラインダーで簡単に切れるよ」ってことで、困った時の神頼み。
手が空いてるというので、さっそく先日にアトリエを訪問した。

4本脚8ヶ所を、あっという間にカットしただけでなく、バリも綺麗に取ってくれたあと、打ち合わせのお客さんが来るまでプチティタームとなった。
 

さてさて、サイドテーブルの下の方でカットしてもらったのを、どう繋げるかだけど、ちょうど1本残っていたアルミの園芸ポールを4本にして、サイドテーブルの脚に差し込み、上下がずれないように黒の絶縁テープで巻いておいた。

10センチ低くしたことで、スノコベッドとのバランスが良くなり、寝具をセットすると、目覚まし時計もテーブルライトの高さも塩梅よくなった。

※アングルが違うので分かりにくいかもしれないが、アフター(右画像)では目覚まし時計の上の空間がほぼ無い
 

ベッド脇にあったのを洋室へ移した木製の鉢、文字盤が5時から9時までの置時計、玄関の小さな靴棚、ベランダに置いてるスツール(息子の喫煙場所)、PCコーナーと居間との間仕切り格子、便座の蓋とペーパーフォルダー、窓手摺に置いてた木製コンテナ(今はもう無い)は、Nさんに造っていただいたもので、「こんなものが」とイメージを伝えると、それ以上のモノが出来上がって、いつも感激だった。

また、今回のスチール脚カットや、電動珈琲ミルの樹脂カップ高さのカット、冷蔵庫の上から落ちて縁が割れてしまった三谷龍二さんのお椀(その頃のは縁が薄く、ヒビが入って落とさなくても割れやすい)の加工などなど、思い返せば、たくさんのことに助けていただいた。
心地よい暮らしのレスキュー隊のような存在のNさんには、感謝の念にたえない。