12月の声とともに、枇杷の蕾がほころび始めた。鼻を近づけると、なんとも高貴な香りがする。
この季節のベランダには蜜蜂がやってこないので、昨年は実が3個だったのを反省し、ハケで受粉を促しておいた。
畑の茂木枇杷は、小粒で鈴なりタイプ。茂木は房ごと袋掛けするが、田中や長崎の実は軸がぐっと伸びるので袋掛けは1個ずつになる。
田中が8房、初めて花房をつけた長崎が1房。
もったいないような気もするが、鈴なりの房の、てっぺんのグループを、9房分カットした。
収穫は6月頃だから、まだ先の話だけど、果物の多くは半年かけて完熟に至る。それだけに、なが~く楽しませてもらえる。
田中枇杷のような形の大実金柑は、ぐぐっと大きくなって収穫待ち。
蜜柑のことを思えば、採ってから追熟させれば美味しいのかも・・・ってことで、ひとつ採っておいた。