もともとスリッパは、あまり履かないけど、冬だけはムートンの室内履きブーツで足元を保温している。
そのブーツを仕舞ったはずの押入の中を探しても見つからない。
他の収納場所も探してはみたけど、いったいどこへ仕舞ったんだろうか・・・
そのうち思いがけない所から出てくるかもしれない。
とはいえ、足元が心もとないので、図書館で本を借りて、毛糸の靴下を編むことにした。
踵の部分が難しそうだし、道具もそれなりに必要らしい。
さっそく、近くの手芸店へ行って仕入れる。
近くにあるというのは、思いついたら実行できるので、本当にありがたい。しかも編み物教室もされてるお店なので、道具や毛糸の種類も豊富なのだった。
まずは道具を。ミニ輪針(6号と8号)があれば、足首の部分が編みやすいらしいけど、道具だけで、けっこうな金額になってしまうので、6号と・8号の4本棒張りを買った。
そして毛糸。初めてだからアクリルの安いのでよさそうなのに、好みの色のツィード糸に手が伸びた。しかも洗って縮んでしまうウールでは、ソックスに不向きなのだろう。
お店の人が心配そうにアドバイスをくれたけど、どうせ寸法どおりに編めないので、縮んだくらいがいいのかもと、2色買った。
ツィードの方は、しっかり撚った糸で丈夫そう。こげ茶は踵やつま先に使おうと思ったけど、柔らかいので横縞だけにしとこう。
編み始めて思ったのは、ウールだから編み棒(竹)が滑り落ちないこと。アクリルの糸だったら、こうはいかない。だから輪針がいるんだろうね。
それと、輪で編むと、まるで機械で編んだように網目がきれいに揃うのを発見。メリヤス編みのセーターなら、裾から袖ぐりまで輪で編めば、きれいに仕上がるんじゃないかと思った。
夕食後にストーブの前で、足首の部分まで編んで、続きは今日。いよいよ踵の部分だけど、はたして上手くいくかどうか・・・