2013-1224

昨日、ソックスを買いに出掛けた流れで、パン屋さんにも寄った。
『かぜのように はなのように』のパンの中では、特にライ麦と雑穀が入りのカンパーニュが好きで、1/4カットを買い、 他にもクルミ入りのパンと、珍しくクロワッサンを買ってみた。
クロワッサンは昔ほどに興味がなくなったけど、よくあるパイのような食感(加齢で、これが苦手に)ではなく、とても美味しかった。

お店に着いたとき、店主さんは外でパン窯用の薪づくりに専念されていた。
こだわりの石窯は、きっと体力との勝負なんだろなぁ。
それにしても薪材(主にクヌギとか)の、あまりの太さに、さぞかし大変だろうなと思ったので、会計のあと聞いたら、昼時を過ぎたお店は私一人だったこともあり、興味尽きない話へと展開していって、まるでインタビューよろしく、次のお客さんが来るまでの一時間近く、いいお話が聞けた。
売れることだけに走らない拘りがいいし、パンを焼きだして足かけ4年、お店を開いて3年に至るまでの、店主さんの20年間の人生は布石だったのかもしれないなぁと、帰りの車の中でそっと想ったのだった。

今朝は、カンパーニュを斜めにスライスしてストーブで温めたのに、マーマレードを添え、キャベツ・春菊・玉ねぎ・ブロッコリーの野菜サラダも。
この数か月の食べすぎを修正したくて、このところパンを焼いてないだけでなく、食べるのも久しぶりだったけど、味わいのあるパンに満ち足りたモーニングだった。
それはきっと店主さんの想いと、ひょっとしたら人生の一部もエッセンスになってた? なんてね。