図書館で借りた「シェフが好きな野菜の食べ方」(ラ・ブランシュ 田代和久著)という料理本の、いわしと新じゃがいもの重ね焼きを参考に、買っておいた鰯の開きに塩をし、スライスした新じゃがと新玉ねぎを耐熱ガラスのお皿に重ねて並べ、オイルをかけ回してオーブンで焼きました。

本に載っていたのはヒコイワシ(生)とじゃがいもの温かいサラダでして、お店での仕込みに作られるという重ね焼きの方は、言葉からのイメージなので同じかどうかわかりませんが、タイムと彩りのパセリもきっとあるだろうなぁと。
オリーブオイルがないので太白ごま油を。塩・胡椒だけの味付けでも美味しい一皿でした。

写真がいいなぁと思ったら、日置武晴さん。
やっぱりね。

狭山の農家さんのかぶに出会って、その後の野菜の使い方、ひいてはご自分の料理を方向づけることにとなったというシェフの野菜料理は、どれもシンプルで美味しそう。
野菜への思いや個性なども綴られていて、見て読んで楽しめる料理本です。
それでもレシピを見てキチンと作るのは苦手でして、写真を見てイメージして作るのが私流。
表紙の「たまねぎの ミ・キュイ」もトライしてみます。


以前にAmazon で購入した谷尻直子さんの「HITOTEMA の ひとてま」の撮影は橋本和洋さんで、こちらの本はアートディレクターはじめ、多くのスタッフによる洋書(艶消しで英訳有り)のような装丁のためかお高くはありますが、作りたくなる料理もあって、お気に入りの一冊です。
(どちらの本も画像をクリックするとAmazon へ飛びます)